魅力あふれる「国内クラフトビール」 その魅力とは?
こんにちわ!
市場の情報屋 「ずみ」です。
中の人 とういうフレーズは語呂が微妙なんじゃ…とういう貴重な意見を頂いたので除きました…(笑)
さてさて、キンキンなビールが美味しくなる季節が来ちゃいましたね!
という事で、ビール好きな私が「国内クラフトビール」について今回 書かせて頂きます!
まずクラフトビールって?
英語でCraft beer
読んで字のごとく、「手作りのビール」 また「職人技のビール」などを意味する表現で、大手のビール会社が量産するビールと対比して用いられる概念の事を指します。
大まかには
小規模なビール醸造所(マイクロブルワリー)がつくるビールを指します。
日本では、1994年の酒税法改正によりビールの「 最低製造数量基準 」が2,000キロリットル → 60キロリットルに引き下げられ、全国各地にマイクロブルワリーに相当する小規模なビール醸造会社が一気に登場しました。
皆様耳にしたことあると思いますがこれらが「地ビール」と総称されるようになり、大変盛り上がりを見せましたがそこから一旦落ち着きました。
ただ「クラフトビール」というキーワードで再度盛り上がりを見せています。
国税庁の調査によると
2016年、ビール大手5社の出荷量を調べてみると、前年比2.4%減と12年連続で減少で過去最低を記録しました。
ですがクラフトビールに関しては、2007年以降8年連続で出荷量を増やし成長しています。
(引用:国税庁「地ビール等の製造業の概況」 https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/seizogaikyo/10.htm より)
国内クラフトビールの種類とは?
国内には様々なクラフトビールブルワリーがありそれぞれ特徴も異なります。
今回、その中から比較的見かけることの多いビールをご紹介します。
・銀河高原ビール ( 株式会社 銀河高原ビール )
岩手県醸造所をおく、国内ヴァイツェンビール(白ビール)で有名な銀河高原ビール。
ヴァイツェンとはドイツ語で「小麦」を表し、小麦麦芽を50%以上使用したビールを指します。
ビール独特の苦みを抑え「甘み・コク」が特徴的なビールとなっています。
初めて私が飲んだクラフトビールはこの銀河高原ビールで、大手ビールメーカにはない「香り」や「甘み」に感動した記憶があります…
ドイツの伝統的な製法にのっとって製造を行っているようで 「麦芽・ホップ・水」のみを原料として使用し混じりけのないビールを作っています。
・常陸野ネストビール(木内酒造)
茨城県に醸造所をおくクラフトビール会社。 フクロウのロゴが特徴的です。
もともと、日本酒を作っていた酒蔵さんから酒税法改正をきっかけにビールつくりを始めたブルワリーさんです。
ラガービールからペールエール、スタウトなど幅ひろい商品を有しており日本酒の酒蔵の一面を思わせる米麴を用いたビールも作っている。
茨城へ旅行に行った際にクラフトビールが飲みたいと思い行き着いたのが、常陸野ネストビールでした。
その時はたしかホワイトエールを頂いたのですが、オレンジピールなどの香りや小麦の甘みがとても特徴的で さっぱりとおいしかった記憶があります。
ビールの種類がおおく、それぞれのビールも特徴があり楽しめるものになっています。
・よなよなエール( 株式会社ヤッホーブルーイング)
長野県に醸造所をおくクラフトビール会社。
表題は「よなよなエール」をあげさせていただきましたが、その他 個性的なビールを醸造しています。
日本のラガービール文化「ごくごくのど越しすっきりビール」が多い中で世界にはもっと多くのビールの楽しみ方がありラガービール文化の日本に「エールビール文化」を伝導すべく醸造を行っています。
代表的な よなよなエール はアメリカンペールエールという種類で、さわやかな香りと味が特徴のビールで
このよなよなエールは世界三大ビール品評会 2000~2007年 の間8連覇で金賞受賞しているビールでもあるのです。
そのほか独創的なビール インドの青鬼(IPA)や水曜日のネコ(ホワイトエール)を多く出していて
私もよなよなエールやインドの青鬼など飲ませて頂きましたが、どのビールにもない独創性(そのほかに言葉が見つからないです..笑) に驚かされました。
コンスタントに新しいビールを出しているので見かけたら試してみるのもいいとおもいます。
上記で上げた以上に国内クラフトビール醸造所は300以上あり、それぞれに特徴があります。
大手ビールメーカーのビールをお使いの飲食店仕入れご担当者様、お料理やお店の雰囲気に合うクラフトビールを見つけ導入をお考えになってみたらいかがでしょうか?
クラフトビールの仕入先って… という方はこちらから
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