築地市場が移転。これからどこで仕入れればいいの?
築地市場の豊洲市場移転が正式に決定し、
「今まで築地で仕入れてきたの……にどこで仕入れればいいの?」
とあたふたしている方もいらっしゃるかと思います。
ご心配なく、 築地魚河岸 ってご存知でしょうか?
築地場外に出来た新しい施設で、築地市場に足を運んでいる方は一度は目にしたことがあると思います。
こちらの施設の役割と今後、仕入れを行う飲食店や量販店の方々にどうかかわるのかご紹介させて頂こうと思います。
築地魚河岸とは
・概要
豊洲移転にて大部分の仲卸さんは豊洲市場へ拠点を移します。
それにあたり築地市場で仕入れを行っていた飲食店さんに向けて、継続して築地という立地で仕入れを行えるよう新設された新たな市場です。
小田原橋棟(おだわらばしとう) と 海幸橋棟(かいこうばしとう)の2棟に分かれた構造で3階建ての構造。
1階: 産物・青果物市場となっており、飲食店さんなどが仕入れを行います。
2階: 仲卸事務室
3階: 小田原橋棟は「市場めし」が楽しめるフードコート式の食堂
海幸橋棟は屋上広場となっており定期的にイベント実施されています。
・営業日 / 営業時間
営業日:原則として東京都中央卸売市場の開場日・休場日に準じています。
開館時間: 午前5時~午後3時まで
・店舗
仲卸を母体とする小売店が約60店舗営業しており
大物(20件)
特種物(9件)
鮮魚(7件)
北洋物(5件)
煉加工(2件)
海老(4件)
合物(2件)
鯨(1件)
蛸(1件)
青果物(8件)
の内訳になっています。
各店舗、どれも築地市場から続く目利きのプロがそろえた厳選食材を扱う店舗です。
より詳しく店舗を知りたい方はHPへ
http://www.tsukiji.or.jp/search/shoplist/
( NPO築地食のまちづくり協議会 築地場外市場商店街振興組合ホームページより )
もともと築地市場に仕入れに来ている方々で「自転車」で来ている方も多いかと思います。
飲食店の立地や交通の便の兼ね合いで築地で仕入れをしたいと思っている仕入れご担当者様も多いと思います。
今はまだ豊洲市場へ移転する前なので
築地魚河岸には多くの一般のお客さんが多く、お店も小売りに対応しているところが多いと思います。
ですが豊洲市場移転後に 築地で仕入れができる大きな拠点 となることは間違いありません。
豊洲市場移転前に一度足を運び、どんな仕入れが出来そうか見てまわるのも良いと思います