小ぶりなタコ 「イイダコ」旬の時期とその魅力とは?
こんにちわ! 市場の情報屋「ずみ」です!
お正月が終わり、ますます寒さが強くなっていますが..真冬が旬のものがどしどし出てきているようです!
今回はタコはタコでも、小さいタコの「イイダコ」について少しご紹介させていただきます。
■ イイダコ とは?
イイダコ( 飯蛸 )
タコ目 – 無触毛亜目 – マダコ科
市場だけでなくスーパーでも見かけることができる「 イイダコ 」
大きさはメスのほうが大きくなりますがそれでも 最大30cm ほどで、
オスに関しては 最大25cm ほどと、タコの中で非常に小さい部類となっています。
僕のイメージだと、たこ焼きにまるまる1匹をいれてみたりそのままパクリと食べれる小さなタコというイメージがあります。
大きさはとても小さいですが、実は マダコ科 に属しているタコなんです!
また、イイダコ( 飯蛸 )という漢字の由来は
子持ちのメスを煮た時に、中に詰まっている卵の様子が飯粒が詰まっているように見えるというころや食感が米粒のようだからと言われています。
というのも、体が小さいイイダコですが実は「 卵 」はマダコのものよりとても大きく
そのためもちもちとした食感が楽しめるのです。
【 旬の時期 】
イイダコは通年漁獲され流通しているのですが、大きく成長し
子持ちになる 1月頃から4月頃 が旬の時期となるそうです。
また、子持ちでないイイダコは比較的安価に出回っていますが
子持ちのイイダコは人気があり値が張るようです。
■ イイダコの選び方
・色が濃いものを
タコは絞めてから、時間がたつと次第に白くなっていきます。
なので真っ白のものではなく色の濃いものが鮮度がいいとされています。
・吸盤がひっついてくるもの
鮮度のいいタコは、腕の吸盤がひっついてきます。
購入前にひっついてくるかどうか、少し触って確かめてみるといいでしょう。
小さなタコ や 一口で食べられるタコ と以前は思っていましたが、
様々なお話をお聞きしたり、実際に調べると小さくても侮れないタコだと改めて感じました…笑
1月から子持ちのメスタコが上がってきているようなので
飲食店の仕入れご担当者のかた、この機会に一度ためしてみてはいかがでしょうか!
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